CACフォーラム一泊研修会



CACフォーラム一泊研修会の日程が決まりました。

《日時》 平成16年10月4日(月)〜5日(火)

《場所》 秋保グランドホテル/仙台・秋保温泉 (http://www.akiugrand.com/top.html
      所在地 仙台市太白区秋保町湯元字枇杷原12-2
      TEL 022-397-3131/FAX 022-397-3107

《参加費》 (会議参加費・宿泊費(1泊3食付き)・懇親会費込み)
正会員/学識会員/学生会員:15,000円
個人会員:17,000円
一般:23,000円
※現地までの交通費は各自ご負担ください。


《プログラム》

10月4日(月) (芍薬・牡丹・百合の2スパンまたは全スパン)
  1. 代表あいさつ(13:00〜13:10)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏

  2. 講演(T)(13:10〜14:10)
    東北大学 未来科学技術共同研究センター 開発研究部 教授 宮本 明 氏
    「産業革新のためのコンピュータ化学:現状と展望」
     約20年間の固体触媒に関する多種多様な実験研究のあと、この17年間、固体表面、界面、触媒反応を中心とする複雑系のコンピュータ化学を産学連携をもとに進めている。困難ではあるが、産業の最重要課題にコンピュータ化学を当てはめ、新しいソフトウエアを開発するとともに、さらに大きな課題に挑戦するというサイクルを繰り返しながら独自のコンピュータ化学システムの構築を進めてきた。幸い、多くの世界的な活躍を進める企業が我々のパートナーとなり、当研究室の発展を支えて下さった。その結果、現在では、約180名のメンバーが、多彩な産業の最重要テーマに取組み、それを解決するためのソフトウエア開発を進めている。それらの試行錯誤の過程を具体的に紹介するとともに、産業革新のためのコンピュータ化学の在り方、将来展望を述べる。

  3. 講演(U)(14:10〜15:10)
    住友化学工業株式会社 有機合成研究所 増井 秀行 氏
    「二次元NMRスペクトル解析システム「Spec2D V4」の開発」
     有機化合物の構造解析にNMRスペクトルが広く利用されている。高磁場の磁石の開発や測定技術の進歩により、多次元NMRスペクトルの測定が容易となっている。しかし、スペクトル解析には知識と経験が必要であり、これを解決すべく、永年コンピューターによる解析システムの構築の研究がなされている。我々は、一次元、二次元NMRの測定方法の中で、最も容易に測定可能である1H-NMRやH-H COSYスペクトルの情報を用いた構造提案システムSpec2Dを開発している。Spec2Dは分子式を必要とせず、NMRスペクトルから構造を提案するシステムである。講演では、Spec2Dシステムにおける知識ベース、解析モジュール、構造組立モジュールなどについての概要とその応用例を紹介する。

---------(休憩 20分)----------(15:10〜15:30)

  1. 講演(V)(15:30〜16:30)
    エーザイ株式会社 シーズ研究所 河合 隆利 氏
    「DNAマイクロアレイのデータ解析手法」
     ある特定の状態において生体内で発現が亢進もしくは抑制されている遺伝子を網羅的に検出する実験手法であるDNAマイクロアレイにまつわるデータ解析の各種手法について概説する。DNAマイクロアレイのデータは、アレイのロットや実験に使用する細胞の状態などに大きく依存するため、異なる実験間のデータ比較は容易ではない。この2〜3年にデータのぶれに強い解析手法がつぎつぎと報告されてきた。はずれ値に左右されにくいロバスト統計学を応用したこれらの手法についてアルゴリズム的観点から解説し、実データへの適用例を紹介する。また、特異的発現遺伝子セットを抽出するクラスタリング手法や抽出された遺伝子セットの生物学的機能を推定するGeneOntology解析についても概説を加える。ここで取り上げる各種解析手法は、計算化学の世界にあたらしい応用分野を切り拓くことと期待している。

  2. 話題提供(16:30〜17:10)
    旭硝子株式会社 中央研究所 化学生産技術 Gr.  山本 博志 氏
    「ラジカル重合の遷移状態データベースの構築と高分子材料設計」
     合成部会のポリマー分科会(???)」から話題提供します。
     6月の全体会議の後の懇親会でポリマーの合成反応(モノマーの反応性)の遷移状態データベースを作って任意のモノマーの組み合わせでどんなシーケンスのポリマーができるか予測するシステムを作ろうと言う話をしていました。
    http://home.f03.itscom.net/r-ei/CAC/TS.html
    でこの遷移状態データベースを試験公開始めました。CGIもSQLも使えないサーバーでJAVAとJAVAScriptだけでどこまでできるか乞うご期待です。
     最終的にどのような話題を提供するかは会員の皆様のフィードバック次第で変えようと思っています。是非上記URLにアクセスして感想などを送って頂けたらと思います。
    【連絡先:yamahiro@r08.itscom.net】

---------(休憩 移動 10分)----------

  1. 夕食・意見交換(18:30〜20:30)


10月5日(火) (芍薬・牡丹・百合の2スパンまたは全スパン)
  1. ケモメトリックス部会報告(9:00〜9:45)
    三井化学株式会社 西村 竜一 氏
    「Chemish Ver4.0の紹介およびデモ」
     化学構造処理機能(原子団寄与法に基づくデータモデリング機能、構造表示)を追加したChemish Ver4.0の機能説明およびデモンストレーションを行う。また、船津研究室で開発された、原子団寄与法モデルから逆解析的に新規候補構造を提案する機能、についても紹介する。

  2. 合成設計部会報告(9:45〜10:30)
    第一製薬株式会社 岡野 克彦 氏
    「合成設計支援システムと計算化学の融合に向けて」
    ○これまでの取組みのまとめ
    ○今後の課題と予定


  3. 構造解析部会報告(10:30〜11:15)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏
    「自動構造推定システムCHEMICSを核としたSEoNの現状について」

  4. 構造活性相関部会報告(11:15〜12:00)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏
    「分子設計トータルシステムToMoCoの開発の現状と今後」
     船津研究室で開発されてきた独自の分子設計ツールを核に、分子設計トータルシステム
    ToMoCoの開発を進めている。現段階での開発状況と今後の搭載機能についてデモを交えて紹介する。


  5. 昼食(12:00〜13:00)

その後、解散

 

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