CACフォーラム一泊研修会



CACフォーラム一泊研修会の日程が決まりました。

《日時》 平成17年9月29日(木)〜30日(金)

《場所》 山口 湯田温泉 ホテル 西の雅 常盤 (http://www.n-tokiwa.co.jp/
      〒753-0056 山口県山口市湯田温泉4丁目6-4
      TEL 083-922-0091 / FAX 083-924-3080

《参加費》 (会議参加費・宿泊費(1泊3食付き)・懇親会費込み)
 正会員/学識会員/学生会員:16,000円
 個人会員:18,000円
 一般:25,000円
   当日、受付でお支払い下さい。
 ※現地までの交通費は各自ご負担ください。


《プログラム》

9月29日(木) 
  1. 代表あいさつ(13:00〜13:10)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏

  2. 講演(T)(13:10〜14:10)
    九州大学大学院薬学研究院 創薬科学専攻生物有機合成化学分野
    教授 佐々木 茂貴 氏
    「分子軌道計算による化学反応性ゲノム標的分子の設計」
     配列選択性に加えてさらに塩基選択性を兼ね備えた化学反応性分子は、遺伝子発現を極めて特異的に制御できる有用な生体機能性分子として発展可能性がある。我々は半経験的および非経験的計算によって、標的核酸とのハイブリッド形成によって活性化される2種の反応、 (1)選択的アルキル反応と(2)選択的一酸化窒素(NO)転移反応を設計した。実験によってこれらの反応性分子が、シトシンアミノ基に特異的な反応性を示すが確認された。abinitio計算によってこのアルキル化反応機構を詳細に考察することができた。また、アルキル化反応は生体内において1塩基を区別できる阻害剤として機能することが実証された。NO転移反応は、配列特異的にシトシンを脱アミノ化できることが示された。このように、核酸という巨大分子を標的としたピンポイント的な反応性分子の設計に計算化学用いた研究例について紹介する。

    ---------(休憩 20分)----------(14:10〜14:30)

  3. 講演(U)(14:30〜15:30)
    山口大学工学部 応用化学工学科 助教授 山本 豪紀 氏
    「合成経路設計支援システム開発のための検証実験」
     ある未知化合物を合成しようとしたとき,合成化学者は,類似化合物の合成法をもとに合成経路の設計を行うのが常である。そのためには,合成化学者は有機反応に関する膨大なデータベースを,自身の中に構築しなければならないが,それは決して容易ではない。そこで,合成経路設計の支援を目的としたシステムの開発が行われているが,そのための最も重要なことの一つは,システムが創出した合成経路の実証実験である。我々は,比較的単純で,かつ複数の官能基を有するメタクリル酸ベンジルを標的化合物として選択し,合成経路設計支援システムが創出したメタクリル酸ベンジルの合成経路について実験的検証を行ったので,その結果について報告する。

    ---------(休憩 20分)----------(15:30〜15:50)

  4. 話題提供(15:50〜16:50)
    三井化学株式会社 マテリアルサイエンス研究所 計算科学室  村上慎一氏
    「文書情報のクラスタリングと時系列解析」
     多数のテキスト文書をクラスタリングし、各クラスターの時間変化を追跡する手法について、弊社にて実施した例を紹介する。まず、テキスト文書から形態素解析により単語を抽出し、この単語の頻度を用いてクラスタリングを行う。生成したクラスターの中心位置を初期値とするk-means法により次の期間のテキスト文書をクラスタリングすることで、時間変化を追跡している。

    ---------(休憩)----------

  5. 夕食・意見交換(18:00〜20:30)


9月30日(金) 
  1. 講演(V)(9:00〜10:00)
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 比較ゲノム学分野
    教授 金谷重彦 氏
    「バイオインフォマティクス:オミックスデータの統合処理に向けて」
     バイオインフォマティクスとは、遺伝情報のコンピュータハンドリングおよび情報解析に基礎をおいた分子生物学と定義でき、究極的には細胞を情報技術で再現することにある(図1)。その一つとして細胞をシステムとして記述することが考えられる。生命を分子生物学的な立場でシステムとして記述する場合、RNA、DNA、代謝物質などの生体物質を要素として規定し、基質-生成物、発現制御関係などの要素間の関係を情報学的に記述することが必要となる。膨大なゲノム情報データと実験技術の進歩に伴うポストゲノム解析による種々の分子生物学的事象のデータ(インタラトーム、トランスクリプトーム、メタボローム)が得られるようになってきた。これらの情報を統合し信頼性の高い要素間の関係を抽出することが、生命システムとしての普遍性および多様性を理解するための重要な課題となっている。ここ数年の実験技術の急速な進歩に伴い、ポストゲノム情報に関わるデータがハイスループットかつ網羅的に得られるため、これらのデータを統合的に処理するための情報解析技術の開発はバイオインフォマティクスにおける最重要課題となりつつある。また、権利化をめざした技術開発ともつながることから、バイオインフォマティクス産業とも密接に関連する。このように細胞を理解するための情報科学に基づいた道具づくり(図1の矢印)がバイオインフォマティクスにおける急務の課題となっている。本講演では、まずはじめに、バイオインフォマティクスの発展の歴史の概要を説明する。さらに、バイオインフォマティクスについての我々の研究グループが進めている解析を例にとりながらポストゲノム解析として進みつつある"-omics"研究について紹介する。


        図1 バイオインフォマティクスとは。


  2. ケモメトリックス部会報告(10:00〜10:30)
    三井化学株式会社 西村 竜一 氏
    「Chemish開発状況について」
    フラグメントライブラリ構築状況および改良・不具合修正情報を報告

  3. 合成設計部会報告(10:30〜11:00)
    第一製薬株式会社 岡野 克彦 氏/山口大学 教授 堀 憲次氏
    「合成設計支援システム提案の検証について」
    現在、進めている合成設計システム提案反応の検証についての経過報告と公開しているライブラリの簡単な紹介を行う。

  4. 構造解析部会報告(11:00〜11:30)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏
    「構造推定システムSEoNに関する現状説明と今後の活動方針について提案・検討する」

  5. 構造活性相関部会報告(11:30〜12:00)
    東京大学大学院工学系研究科 教授 船津 公人 氏
    「分子設計トータルシステムToMoCoに今後の改良と開発予定について報告」

  6. 昼食(12:00〜13:00)
その後、見学参加者は山口大学堀研究室に移動、ほかの方は解散。


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○申込締切:平成17年9月9日(金)

○お申込み:下記参加申込書をE-mailにてお送りください。
          CACフォーラム事務局
           e-mail:


CACフォーラム一泊研修会参加申込書

団体名:

参加者
所 属:
役職名:
氏 名:
性別(部屋割りのため):
連絡先:〒


TEL:
FAX:
E-mail:
会員区分(正会員/学識会員/個人会員/学生会員/一般):

参加費の但書き(@orA):
 お返事が無い場合は、@とさせていただきます。
  @CACフォーラム参加費として
  Aその他(具体的項目を記入してください)

2日目昼食(必要・不要):
 お返事がない場合は不要とさせていただきます。
 不要にした場合でも参加金額に変更はございません。

2日目 山口大学 堀研究室見学(参加・不参加):
 2日目15時〜を予定しております。

何かご不明な点などございましたら、なんなりと事務局までお問い合わせください。

CAC-forum web site : http://www.cheminfonavi.co.jp/cac/

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