CACフォーラム一泊研修会



CACフォーラム一泊研修会の内容が決まりました。

《日時》 平成19年9月13日(木)14:00〜14日(金)12:30

《場所》 北海道 登別温泉 登別グランドホテル (http://www.nobogura.co.jp/)
      〒059-0551 北海道登別市登別温泉町154
      TEL 0143-84-2101 / FAX 0143-84-2543

《参加費》 (宿泊費(1泊3食付き)・懇親会費込み)
 正会員/学識会員/学生会員:16,000円
 個人会員:18,000円
 一般:25,000円
   当日、受付でお支払い下さい。
 ※現地までの交通費は各自ご負担ください。

《定員》 30名

《申し込み》 締切日:平成19年8月31日(金)
 参加申込書(下記)をE-mailにてCAC事務局までお送りください。

《プログラム》

9月13日(木) 
1. 会長あいさつ(14:00〜14:10)
東京大学大学院工学系研究科   教授 船津 公人 氏

2. 講演(T)(14:10〜15:00)
九州大学 先導物質化学研究所  教授 吉澤 一成 氏
「量子化学計算による酵素反応へのアプローチ」
 量子化学計算による酵素反応のメカニズムの研究について紹介する。とくに常温常圧でメタンをメタノールに変換するメタンモノオキシゲナーゼの反応について、我々の研究例を中心にお話しする。メタンモノオキシゲナーゼの活性中心には鉄または銅の2核錯体が存在するが、そこでのメタンの非ラジカル的水酸化機構の解説を行う。さらに人工変異酵素(ミュータント)の反応性の予測を量子化学計算から行う。

---------(休憩 10分)----------(15:00〜15:10)

3. 講演(U)(15:10〜16:00)
東京大学大学院工学系研究科   教授 船津 公人 氏
「ドラッグライクネス評価モデルの構築」
 現在の一般的な新規医薬品開発プロセスは、目的の活性を持ち薬物動態が優れたリード化合物の探索から始まる。そして、非臨床試験、臨床試験を通してリード化合物の最適化を行う。このプロセスの中で最も効率化が図りやすく、プロセス全体に影響を及ぼすのはリード化合物の探索である。近年、リード化合物の探索はin silicoスクリーニングを用いて効率化が図られている。これは数百万もの化合物からなるライブラリの中から、活性のある化合物や薬物動態の優れた化合物(ドラッグライク化合物)を抜き出して、その中からリード化合物を見つけるという情報化学的な手法である。活性を示す化合物に対するスクリーニングの研究は、構造活性相関(QSAR)など数多く行われている。しかし、ドラッグライクネスの評価に関しては十分に研究が行われているとは言えない。そこで、化合物ライブラリの中からドラッグライク化合物を効率よく抜き出す方法について研究を行った。本研究の目的は、医薬品と非医薬品の情報を統計的手法によって解析し、ドラッグライクネス評価モデルを構築することである。そして、そのモデルをリード化合物探索段階で使うことで、新規医薬品開発プロセスの効率化を目指す。また、本研究室で開発した構造ジェネレータによって生成された化合物群にそのモデルを適用し、構築したドラッグライクネス評価モデルの有効性について検証を行った。

---------(休憩 10分)----------(16:00〜16:10)

4. 講演(V)(16:10〜17:00)
出光興産株式会社   宮本 真二 氏
「プロセス設計における工学物性推算の現状と課題」
 弊社のような石油精製・石油化学の新規な製造プロセスを構築・設計する場合、あるいは既設装置のブラッシュアップやトラブルシュートを検討する場合、工学物性が必要不可欠である。工学物性は各成分の単独の物性だけでも温度や圧力で変化するし、混合系ではその組み合わせや組成によって変化するために、全てを測定することは不可能である。したがって、何らかの推算が必要となる。先人たちの多大な努力により、ほとんどの工学物性は推算手法が確立されおり、既存のプロセスシミュレータにはそれらが組み込まれている。しかしながら、その推算精度は保証されたものではなく、ユーザーの責任において用いるべきものとされている。我々ユーザーの立場から物性推算の課題を挙げると以下のようになる。

@1つの物性に対して複数の推算手法が提案されており、その選択には任意性があること(もしくは専門の知識・経験が必要なこと)
A選択した推算法の精度確認が困難で、全面的に信頼できないこと
B推算法が測定データを基に開発されていることが多く、測定データのない系の精度が劣ること

今回は、我々が日頃用いている物性推算手法の概要と上述のような問題点について説明する。特に、Bについてはコンピューターケミストリーの応用が期待されている。

---------(休憩)----------

5. 夕食・意見交換(18:00〜20:30)

9月14日(金) 

1. 講演(W)(9:30〜10:20)
富士通株式会社   朝永 惇 氏
「in silico Fragment-Based Drug Discovery」
 近年、ゲノム情報、パスウェイ情報、タンパク質構造情報などに基づく分子標的医薬の研究が精力的に進められている。その中で、Fragment-Based Drug Discovery が注目されており、我々は IT による フラグメントベースの de novo 薬物設計に取り組んできた。設計プロセスは、候補構造の発生とそれらの標的タンパク質に対する結合自由エネルギーの高精度計算よりなる。講演では、その概要を紹介するとともに、開発した方法によって、最近、幾つかの既知医薬化合物の構造を再現できることが確認され、同時に、興味深い新規構造も得ているので、その結果も紹介する。更に、Drug Design へ向けての、関連する我々の周辺技術も紹介する予定である。

---------(休憩 10分)----------(10:20〜10:30)

2. 話題提供(10:30〜11:20)
山口大学(株式会社 Transition State Technology)   山口 徹 氏
「in silico合成経路開発」
 in silico合成経路開発はコンピュータのみを用いて、実際に実験合成可能な経路を開発する技術である。大学・企業等において本技術を導入することにより、研究開発の効率化と費用の大幅な削減が期待できる。本講演では、in silico合成経路開発について、その実現のためにこれまで我々が取り組んできた遷移状態データベース(TSDB)について、TSDBの一般公開とその活用法及び例について述べた後、TSDBを基盤にin silico合成経路開発に挑戦する山口大学発ベンチャー企業(株)Transition State Technologyの取り組み、業務内容及び今後の展開について紹介する。

---------(休憩 10分)----------(11:20〜11:30)

3. 部会報告(11:30〜12:00)

4. 昼食(12:00〜12:30) 昼食後、解散

※08:30-9:30運営委員会実施予定

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○申込締切:平成19年8月31日(金)

○お申込み:下記参加申込書をE-mailにてお送りください。
          CACフォーラム事務局
          e-mail:

CACフォーラム一泊研修会参加申込書

団体名:

参加者
所 属:
役職名:
氏 名:
性別(部屋割りのため):
連絡先:〒


TEL:
FAX:
E-mail:
会員区分(正会員/学識会員/個人会員/学生会員/一般):

参加費の但書き(@orA):
 お返事が無い場合は、@とさせていただきます。
  @CACフォーラム参加費として
  Aその他(具体的項目を記入してください)

2日目昼食(必要・不要):
 お返事がない場合は不要とさせていただきます。
 不要にした場合でも参加金額に変更はございません。

何かご不明な点などございましたら、なんなりと事務局までお問い合わせください。

CAC-forum web site : http://www.cheminfonavi.co.jp/cac/

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