2010年度 第2回CACフォーラムセミナー



2010年度 第2回CACフォーラムセミナー の日程が決まりました。

《日時》 2011年3月4日(金) 13:10〜17:00

《場所》 (社)日本化学会 化学会館 601A会議室(東京都千代田区神田駿河台1-5)
       http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.html

《参加費》
 正会員・学識会員・賛助会員・学生会員: 無料
 個人会員: 2,000円
 一般: 4,000円

《支払方法》
 当日受付にて現金でお支払いください(領収書を発行します)

《申込締切》 2011年2月25日(金)

《プログラム》

1.開会挨拶  (13:10〜13:20)
  CACフォーラム会長 東京大学大学院工学系研究科  教授 船津 公人 氏

2.講演(T) (13:20〜14:10)
大阪大学 薬学研究科  助教 川下 理日人 氏
「ドッキングスタディを用いた抗インフルエンザ薬の薬剤耐性予測」
 2009年メキシコで発生した新型インフルエンザは世界中にパンデミックを引き起こし、感染症の脅威を世に知らしめた。インフルエンザ対策として、流行予測株に対するワクチンが毎年開発されているものの、その効果は限定的なものであり、感染患者に対する治療としてオセルタミビルなどの薬剤が用いられている。一方、近年オセルタミビル耐性ウイルスの出現が問題となっているため、これを効率的に予測することができれば、抗インフルエンザ薬の適正使用や、新たな薬剤耐性変異予測にも繋がると考えられる。このような背景下、我々はドッキングスタディを用いた抗インフルエンザ薬の薬剤耐性予測法を開発したので、本講演にて紹介する。

3.講演(U) (14:10〜15:00)
近畿大学 薬学部  助手 中村 真也 氏
「COMBINE解析法の応用とその可能性」
 Comparative Binding Energy (COMBINE) 解析法は、1995年Dr.Ortizらにより発表された、3次元的構造活性相関手法のひとつである。この手法はターゲットタンパク質と化合物との相互作用を、アミノ酸残基ごとの相互作用に分解して回帰分析を行うという特徴を持つ。従来、構造活性相関手法は骨格が共通する化合物群に対して適用されることが多かったが、我々は異なる骨格間でも精度よく予測が行えることを示してきた。これはin silico創薬で近年重要となりつつあるScaffold Hopping等にも応用が可能であることを示唆しており、我々はこの手法を様々な形で応用し、新たな創薬手法を確立しようと検討している。本講演ではCOMBINE解析法について、他のグループによる応用事例も含め、その可能性を紹介する。

---------------------休憩(15:00〜15:20)----------------------

4.講演(V) (15:20〜16:10)
北里大学 薬学部  准教授 合田 浩明 氏
「NMR測定とin silico創薬技術を組み合わせたキチナーゼ阻害剤の相互作用解析」
 我々は、天然由来のアミノ酸5残基からなる環状ペプチド性キチナーゼ阻害剤argifinおよび霊菌のキチナーゼB(ChiB)に基づいた創薬基礎研究を行っている。最近、argifin由来のジペプチドが、argifinに匹敵する強さでChiBの活性を阻害するという興味深い実験結果が得られた。このジペプチドが阻害活性を保持できる要因を明らかにすることができれば、今後の低分子量キチナーゼ阻害剤開発に有益な情報を与えることができる。そこで、本研究では、NMR測定および当研究室で考案された相互作用に重要な水分子(架橋水)も考慮するin silico創薬技術を組み合わせて、このジペプチド阻害剤とChiBの相互作用について精密な解析を行う。また、架橋水を取り込んだようなジペプチド誘導体のin silico分子設計についても報告したい。

5.講演(W) (16:10〜17:00)
東京大学 化学システム工学科  准教授 牛山 浩 氏
「新規材料設計を目指した理論・計算化学によるアプローチ」
 化学反応は化学結合の組み替えであり、反応の理解には、結合を形作る電子の運動を記述する量子力学によるアプローチが不可欠である。我々のグループでは、触媒や電極反応などの工学的に重要な反応の反応機構の解明を目指して、主に量子化学やバンド計算の手法と分子動力学的手法を組み合わせて、理論・計算化学の立場から研究を進めている。本講演では、初めに化学反応の理解を目指した理論的な手法・アプローチ方法の現状を説明する。続いて、理論・計算化学を不均一触媒反応の反応機構の解明や燃料電池で用いられるプロトン透過膜におけるプロトン移動機構の解明へ応用した例を示しつつ、どんなことがどの程度理解できるのか紹介する。最後に、理論・計算化学が新規材料開発にどのように貢献できるか議論する。





ご参加希望の方は、下記参加申込書を事務局までE-mailにてお送りください。

          CACフォーラム事務局
          e-mail:

【2010年度 第2回CACフォーラムセミナー参加申込書】

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会員種別:( )正会員・( )学識会員・( )賛助会員・( )学生会員・( )個人会員・( )一般
(該当する部分に○印をお入れください。)

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