2006年度(平成18年度)CACフォーラム開催実績

 

2006年度第1回CACフォーラムセミナー

日時 : 平成18年6月20日(火) 13時〜17時
場所 :

東京大学 山上会館小会議室 201, 202 (東京都文京区本郷7−3−1)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.htm

内容 :



1.開会挨拶 (13:00〜13:10)
       CACフォーラム会長 東京大学大学院工学系研究科教授 船津公人

2.ケモメトリックスソフトウェアChemishと分子設計トータルシステムToMoCoの概要説明 (13:10〜14:00)
                  東京大学大学院工学系研究科助手 荒川正幹

3.ケモメトリックスソフトウェアChemishの操作講習(14:00〜15:30)

---------------------(休憩 15分 15:30〜15:45)----------------------

4.分子設計トータルシステムToMoCoの操作講習(15:45〜17:00)



CACフォーラム一泊研修会

日時 : 平成18年9月21日(木)〜22日(金)
場所 : 福井県 芦原温泉 清風荘 (http://www.seifuso.com/)
〒910-4198 福井県あわら市温泉3丁目
      TEL 0776-77-2500 / FAX 0776-77-2515
内容 :

プログラム

9.月21日(木)

  1. 会長あいさつ(13001310
    東京大学大学院工学系研究科   教授 船津 公人 氏
  2. 講演(T)(13101410
    京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻   教授 西岡 孝明 氏
    「メタボローム解析とマススペクトルデータベース」
     Hybrid MS の実用化にともなう高分解能,高感度検出は多くの細胞内物質の検出を可能にしたが,手動によるスペクトル解析が律速となってほとんどのスペクトルは未同定のまま放置されている.また,NIST マススペクトルライブラリは EI-MS で測定した低分解能スペクトルであるので,新しい MS に対応していない.マススペクトルの自動解析を目的として新しい MS データベースの構築をおこなっている.この現状と課題について紹介する

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    (休憩 20分)----------14101430
  3. 講演(U)(14301530
    徳島大学大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部   教授 中馬 寛 氏
    Fundamental, Structure Based and Clinical QSAR
     薬物分子についての種々の分子科学計算・シミュレーション・バイオインフォマティクス等は薬効のメカニズムに関する物理化学的知見の獲得および創薬の効率化に期待されている。従来までに創薬の論理的アプローチとして知られている多くの手法は,一連の薬物分子間の構造類似性に基づくものであり,定量的構造活性相関解析 (Quantitative Structure-Activity Relationship; QSAR)と総称される。QSARの一般形は1960年代にHanschと藤田により提案された。彼らは生体に投与された薬物分子が活性発現に至るまでに,タンパク質などの標的受容体までへの輸送過程と薬物−受容体相互作用の二つの過程を想定し,Hansch−藤田の一般式を導いたと推察される。前者の輸送過程については,ADMETの定量的予測の第一歩として創薬等におけるその重要性が指摘されているにもかかわらず,原子・電子レベルからの十分な理解には至っていないのが現状である。薬物分子の輸送過程は親油性相(細胞膜)と水性相(細胞外,細胞質)間の拡散および移行(分配)が考えられ,ここでは分配係数 log Pに関する電子レベルでの解析を「Fundamental QSAR」の一例として紹介する。他方,後者の過程については,近年の計算科学技術を活用した大規模分子科学計算・シミュレーション技術を用い,薬物分子とその受容体タンパク質との原子・電子レベルでの詳細な相互作用解析が照準に入りつつある。この幾つかの例を「Structure Based 3D QSAR」として紹介する。また,臨床薬学分野では,従来はあまりQSAR的考え方がなじまないと思われてきたが,「Clinical QSAR」の一例を紹介する。

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    (休憩 20分)----------15301550
  4. 話題提供(15501650
    日本たばこ産業株式会社   篠田 清孝 氏
    「創薬プロジェクトにおけるin Silico 物性/ADME予測の適用例」
     医薬品開発初期における薬物動態評価は、候補化合物選択の要素としてその重要性を増してきている。またインハウス薬物動態データの蓄積と、ドラッグライクネスという概念から誕生したin Silico物性/ADME予測技術は、創薬プロジェクトの成功確率向上の有用なツールとして、製薬会社で盛んに採り入れ始めてきている。JTにおける現状の創薬プロジェクトでのin Silico 物性/ADME予測の適応例について解説する。

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    (休憩)----------
  5. 夕食・意見交換(18:0020:30

9.月22日(金) 

  1. 話題提供(09301030
    株式会社 エス・ティ・ジャパン   増井 秀行 氏
    「スペクトルデータベースの活用 −新規ウエブインターフェースの紹介−」
     最も歴史が古く、最大のデータベースを有するSpecInfoUNIX版、Windows版)の現状と、それを活用するウエブインターフェースを紹介する。また、データベースとして1H-NMR,13C-NMRの他、IR,Ramanや、新規リリースされた医薬品・農薬に特化したMSデータベースもあわせて紹介する。

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    (休憩 20分)----------10301050
  2. 部会報告(10501150
    ケモメトリックス部会,合成設計部会,構造解析部会,構造活性相関部会
  3. 昼食(12:00〜12:30)    昼食後、解散



2006年度第2回CACフォーラムセミナー

日時 : 平成19年2月2日(金) 13時〜17時
場所 :

東京大学 山上会館小会議室 201, 202 (東京都文京区本郷7−3−1)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

内容 :

プログラム
1.開会挨拶  (13:00〜13:10)
  CACフォーラム会長 東京大学大学院工学系研究科  教授 船津 公人 氏

2.講演(T) (13:10〜14:00)
武蔵野大学薬学部薬学研究所   教授 大塚 誠 氏
「原料粉末のスペクトルから錠剤硬度や溶出特性などの製剤特性の予測とその機構解明」
 高い品質の医薬品を製造するために米国食品医薬品管理局(FDA)は,製造プロセスの進行中に,製品の重要品質パラメーターをタイムリー非破壊的に瞬時に測定・分析し,この分析情報を製造ライン制御に瞬時にフィードバックすることにより,プロセスの終了時点で最終製品の品質を保証する,製造工程の分析と管理,PAT(Process Analysis Technology)の薬物含有量や粒子径,結晶多形含有量変動などの測定の実践と規制導入を模索している.このため,近赤外分光法(NIR)およびラマン分光法などの非破壊・非接触な分析法とケモメトリックスの手法の組み合わせが,今,最も注目されている.講演では,これらのPAT関連研究から,さらに一歩進んだ製剤評価法として顆粒の流動性や錠剤硬度や薬物溶出などの複雑情報である製剤特性そのものを非破壊測定法により得られた原料粉末のスペクトルから評価・予測することを試み,また,その予測の機構を解析検討した.

3.講演(U) (14:00〜14:50)
山口大学工学部応用化学工学科   教授 堀 憲次 氏
「計算化学を用いた合成経路開発と化学反応制御」
 これまで反応経路開発やプラントにおける反応の制御は,実験化学者の経験や感,実験の繰り返しにより支えられてきた.一方,計算化学ソフトウエアの発展やそれを取り巻く環境の変化により,実在系の反応解析が可能となっている.我々は,計算化学に関するこれまでの情報・知識・ノウハウを応用して,遷移状態に関する情報を網羅した遷移状態データベースを構築した.これにより化学反応の予測と精密な解析が容易となり,また合成経路の反応収率の予測と化学反応制御を行うことが可能となりつつある.本講演では,具体的な例を挙げて.計算化学を用いた合成経路開発と化学反応制御について述べる.


---------------------休憩(14:50〜15:10)----------------------

4.講演(V) (15:10〜16:00)
産業技術総合研究所   長嶋 雲兵 氏
「なぜ生命科学研究に大規模計算が必要か」
 − 簡易・高速・安全な新材料探査 −
 生命科学研究における大規模シミュレーションの現状の到達点と大規模計算の必要性をいくつかの例を示しながら、解説する。さらに大規模高速計算の実現の方法として、専用計算機開発とグリッドコンピューティングについて簡単に解説する。

5.講演(W) (16:00〜16:50)
東京大学大学院工学系研究科   教授 船津 公人 氏
「独立成分分析と遺伝的アルゴリズムを組み合わせた新規回帰分析手法の開発」


懇親会(17:00〜)
    場所:東京大学山上会館1階談話ホール


  

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