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《プログラム》 1.開会挨拶 (13:30~13:40) CACフォーラム会長 東京大学 教授 船津 公人 氏
2.講演(Ⅰ) (13:40~14:40) 明治薬科大学 植沢 芳広 氏 「薬物動態に及ぼす柑橘類果汁の影響 ~薬物および原因物質のQSAR解析~」 グレープフルーツジュースは多くの医薬品の薬効を増強することが知られている。原因物質であるフラノクマリン類が消化管異物バリア機構を撹乱することにより、種々薬物の吸収率を上昇させてしまう。この薬物食物間相互作用は、副作用の原因となることから臨床上重要な注意事項として服薬指導等の対象とされている。本相互作用による吸収率の変化は薬物によって大きく異なることから、相互作用強度予測モデルの構築は患者の食物嗜好を考慮した投薬設計に有用であると考えられる。本講演では、既知臨床研究より算定した相互作用強度に基づいて構築したジヒドロピリジン系高血圧薬のQSARモデル、およびフラノクマリン類の薬物代謝酵素阻害活性に対するQSARモデルを紹介する予定である。
3.講演(Ⅱ) (14:40~15:10) 東京大学 助教 荒川 正幹 氏 「可視・近赤外スペクトルを用いた土壌成分値予測モデルの構築」 近年、農業における生産性の向上や環境負荷の軽減を目指した精密農業に関する研究が盛んに行われているが、その中で重要となるのが、土壌中の水分量や有機物量を迅速に、かつ正確にモニタリングする技術の開発である。そこで我々は、ケモメトリックス手法を用いて、土中で測定される可視・近赤外スペクトルから土壌成分値を推算するモデルの構築を行っている。本発表では、我々が提案したGAWLS (Genetic Algorithm-based WaveLength Selection) 法による波長領域選択の結果を中心に紹介する。
---------------------休憩(15:10~15:30)----------------------
4.講演(Ⅲ) (15:30~16:30) 静岡シブヤ精機株式会社 二宮 和則 氏 「農業分野におけるケモメトリックス技術の応用事例」 日本で流通する青果物の多くは、近赤外分光法を用いた「光センサー」により、糖度や酸度の含有量、内部障害の有無が1個ずつ測定され、産地毎の販売戦略に基づき、選果選別されて出荷されている。 このセンサー技術において、ケモメトリックスは極めて重要な役割を果たしており、多様な条件下においても常にロバストな計測が可能な統計モデルが必要であり、それを導く数値解析手法に大きく依存する。 本講演では、農業分野におけるケモメトリックス技術の様々な応用事例を紹介する。
5.講演(Ⅳ) (16:30~17:00) 東京大学 船津研究室 山下 洋輔 氏 「近赤外スペクトルを用いた果物の非破壊内部品質検査」 近年、食品産業の出荷工場は自動化が進んでいるが、果物の出荷工場においては、いまだ目視や手作業による検査が主流である。そこで、我々は果物内部の糖度、蜜および褐変の品質ついてそれぞれ効率的に波長選択を行いながら、迅速に予測を行い、モデル構築を行っている。本発表では、モデル構築結果とモデルのオンライン適用についての展望を紹介する。 |